もっきりやさん手前まで歩いて、そこから凄まじい藪に突入、林の中に入るとようやく歩きやすくなりました。
しばらく歩き沢を越えたあたりで人の手の加わった軌道跡は途絶え何も無い斜面に行き当たりました。
長年の土砂崩れで坑口は塞がり周辺を探すと通気口らしき穴が開いていました。
入り口が見つからないのは残念ですが、此処までの道程を人力で開削したことに驚き、たどり着けたことに喜びを感じました。
お昼はもっきりやさんにお邪魔し、発電所が完成した当時の絵地図から中津川発電所工事の全容を説明し、まだ見つかっていない遺構を探し求めたいと思いました。